千葉 霊園 杜の郷霊園 お墓にまつわるコラム
兄弟姉妹で建てたお墓の名義はどうするのが良い
兄弟でお金を出し合ってお墓を建てる場合、墓石に例えば「山川 太郎・次郎 建立」などと、共同で建てたことを明記することが可能です。
しかし、継承者は原則としてひとりになります。お墓の権利書の名義人はひとりで、連名にすることはできません。継承者はお墓に対する義務や権限を持ちますので、お墓に入れる人を決める権利を持つことになります。
このように兄弟でお墓を建てる場合は、継承者を決める時点で、誰がお墓に入る権利があるかなどの約束事を文書にして残しておくことが重要です。公正証書にしておくと、兄弟共に安心なのではないでしょうか。
地震や自然災害で壊れたお墓の修理・修繕はどうなるの
大地震等の揺れで墓石が倒れるなどの被害にあった場合、お墓の損壊は家等と同じように、お墓の持主が各自で有償で補修するしかありません。
霊園の場合は、お墓を建てる際に交わす契約の文書に明記されていることがほとんどですが、「天災で壊れた場合のお墓の修繕は有償」というものが一般的です。
そのため、耐震性の高いお墓を作ることが大切で、基礎工事のしっかりした耐震工法を取り入れた石材店を選ぶことが重要になります。